コーティング加工の効果
コーティング加工を施す主な目的は墓石の保護と美観の維持にあります。どんなに高価な墓石でも紫外線や酸性雨による日焼け・色褪せ、カビや水垢の付着硬化などによる劣化は頻繁にお手入れをしない限りなかなか防ぎきれません。しかし、コーティングをすることで大切なお墓を風雨や紫外線から守り、長期間の美観維持とお手入れが簡単に済む大きなメリットがあります。(*但し、コーティング剤の種類によりその効果と耐久性、価格は変わってきます。)
コーティング剤の種類
コーティング剤には大きく分けて「トップコーティング剤」と「浸透性保護剤」の2種類があります。トップコーティング剤はガラス系やアクリル樹脂系、樹脂ワックス系など石材表面に塗膜を作って保護するものを指し、浸透性保護剤(コーテイング剤)は石材内部に塗膜を作るコート剤を言います。墓石などの鏡面仕上げの石材にはトップコーティング剤を使用し、吸水率の高い石材(大谷石、十和田石、白御影石等)には浸透性保護剤を主に使います。当社ではあらゆる石材に対応するため30年耐久のガラスコートをメインに8種類のコーティング剤を用意して施工しています。