石材内部からでたサビやシミ、エフロ等を除去して再発防止の為の加工を施す補修を行ってます。
写真の赤茶色のシミは中国産の一部の石種に多く発症する現象です。このまま放置すれば表面がザラザラになり穴が開き劣化が急速に進みます。この原因は花崗岩(御影石)に含まれてる成分やバクテリアの死骸等が水(酸性雨)と化学反応し発症するといわれてます。最初に石粉とシミが表面に現れ徐々に赤茶色が濃くなり、触るとザラザラしてきます。さらに何年も経過するうちに石がもろくなり穴が開くようになります。当社ではこのような症状をさらに悪化拡大させない様に特殊薬品を使いシップを施しシミ抜きを行い、乾燥させてから石材内部に薬品を浸透させて、さらにコーティング加工で補修を行います。(穴が大きい場合には専用パテで穴埋めします。)